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※当記事は公開情報をまとめた考察記事です。記載内容は執筆時点で確認できた情報に基づきます。
お笑い界のレジェンド、ビートたけしさんの年収は一体いくらなのでしょうか。
2025年現在も15億円以上と推定され、ビートたけしさんの全盛期の年収に至っては200億という驚異的な説も存在します。
この記事では、公式情報や関係者の発言に基づき、ビートたけしさんの現在の収入源や気になる総資産について詳しく解説します。
お笑いBIG3である明石家さんまさんの年収やタモリさんの年収との比較、ザ・ぼんちのぼんちおさむさんが明かした漫才ブーム時代の年収格差の実態にも迫ります。
さらに、輝かしいキャリアの裏にあった、ビートたけしさんの相方が飛び降りたという下積み時代の切ないエピソードや、豪華な愛車の数々も紹介します。
ご年齢を感じさせない活躍を続けるビートたけしさんの人物像が、より深くわかる内容となっています。
ビートたけしの年収はいくら?収入源と現在の活動を調査
- 2025年最新情報|ビートたけしの推定年収は15.8億円
- ビートたけしの現在の主な収入源は?
- 「年収200億」説の真相は漫才ブーム時代の功績
- 離婚時に注目されたビートたけしの総資産
- 現在も多方面で活躍!ビートたけしの年齢と経歴
- 高級外車がずらり|ビートたけしの華麗なる愛車遍歴
2025年最新情報|ビートたけしの推定年収は15.8億円
2025年時点のビートたけしさんの推定年収は、15億8000万円にのぼるとされています。
この金額は、長年にわたり芸能界の第一線で活躍を続けるたけしさんの、多岐にわたる活動によって支えられています。お笑いタレント、映画監督、俳優、作家といった多彩な顔を持ち、それぞれの分野で高い評価と実績を積み重ねてきた結果と言えるでしょう。
ご本人が「年間で10億円近い税金を納めている」と語ったことがあるという情報もあり、これを基にすると実際の収入は公表されている推定額をさらに上回る可能性も考えられます。
過去の年収推移と比較すると、その活動の歴史の長さと影響力の大きさがうかがえます。
【ビートたけしの年収推移(推定)】
- 1980年代(漫才ブーム時):計200億円以上
- 1990年代~2000年代:最高で30億円
- 2025年現在:15億8000万円
1980年代の漫才ブーム期には「年間200何億円稼いだ」という話もあったほどですが、70代後半となった現在でも15億円を超える収入を維持していることは、たけしさんの人気と実力が今なお健在であることの証明です。
ビートたけしの現在の主な収入源は?
ビートたけしさんの高収入は、一つの分野にとどまらない多様な収入源によって成り立っています。
テレビ、映画、CM、執筆活動など、各方面でトップクラスの報酬を得ており、それぞれが安定した収入の柱となっています。
具体的には、以下のような収入源が挙げられます。
- テレビ出演
「ビートたけしのTVタックル」や「世界まる見え!テレビ特捜部」、「奇跡体験!アンビリバボー」といった長寿番組のレギュラー出演が収入の大きな柱です。情報によると、これらの番組1本あたりの出演料は約250万円とされています。 - 映画監督・俳優としての活動
映画監督「北野武」としても国際的な評価を受けています。例えば、2017年に公開された映画「アウトレイジ 最終章」は、興行収入約15億円を記録するなど、作品の成功が収入に繋がっています。
- CM・広告出演
1本あたり5000万円から1億円ともいわれる高額なギャラが発生します。これまでにもトヨタ、ポカリスエット、カップヌードル、コーヒーのWONDA、ソニー生命など、日本を代表する企業のCMに出演してきました。その存在感と信頼性が、企業のブランド価値向上に貢献していると評価されています。 - 著書・講演
作家としても多数の著書を出版しており、印税収入も重要な収入源の一つです。2017年に発表された小説「アナログ」は10万部を超えるベストセラーとなり、これによる印税収入は1300万円を超えると推測されています。また、イベントや講演会での報酬も高額です。
このように、様々な分野での実績と才能が、ビートたけしさんの安定した高い年収を支え続けているのです。
「年収200億」説の真相は漫才ブーム時代の功績
ビートたけしさんの年収に関して、「200億円」という驚異的な金額が語られることがありますが、この話の背景には1980年代の漫才ブームがあります。
この説は、2017年5月19日に放送されたテレビ番組「たけしのニッポンのミカタ!」でのご本人の発言が元になっているようです。番組内でたけしさんは「漫才だけで200何億(円)稼いだことあるもん。そんとき、180億ぐらい(税金で)持って行かれたよ!」と語ったとされています。
これは単年での「年収」ではなく、社会現象にまでなった漫才ブームの期間全体で稼いだ金額を指していると解釈するのが自然でしょう。当時のブームのすさまじさは、他の芸人の証言からも明らかです。
例えば、漫才コンビ「ザ・ぼんち」は、当時ツービートのビートたけしさんやB&Bの島田洋七さんと楽屋のトイレで一緒になった際、2人が「3億(円)、5億(円)」といった年収の話をしていたことを明かしています。ザ・ぼんちは「オレは10分の1もなかった」「おしっこ止まりました」と当時の衝撃的な収入格差を振り返っており、トップを走っていた芸人の収入がいかに突出していたかがわかります。
一方で、たけしさんの元妻・幹子さんの代理人は、2019年に離婚に関する報道が出た際、「武氏のジョーク、誇張表現を真に受けたような一方的な報道はお控えいただけますようお願い申し上げます」との書面を発表しています。このことから、「200億円」という数字も、たけしさんならではのウィットに富んだ誇張表現が含まれている可能性があり、その発言の文脈を理解することが重要です。
離婚時に注目されたビートたけしの総資産
ビートたけしさんの総資産は80億円以上とされ、特に2019年の離婚時にはその財産分与の行方が大きな注目を集めました。
この莫大な資産は、数十年にわたる芸能活動での高収入に加え、不動産投資などによって築かれたものと言われています。ご本人は「お金は使わない。使い道がない」と語るなど、質素な一面があることでも知られています。
2019年5月に離婚が成立した際、一部では「たけしが200億円以上ともされる財産をすべて前妻・幹子さんに渡した」と報じられ、日本芸能界史上最高額の財産分与ではないかと大きな話題になりました。
しかし、この報道に対し、2019年6月18日に幹子さん側の代理人から報道各社へ書面が送付され、内容が否定されています。書面では「武氏の資産が100億円ないし数百億円もあり、それらの(ほぼ)すべてが幹子氏に分与されたなどという内容がまことしやかに報道されております。上記のような規模の財産が現存するという事実はありませんし、(ほぼ)すべてが分与されたという事実もございません」と述べられています。
また、たけしさんがテレビ番組で「(残った財産は)家だけ」と発言したことに関しても、幹子さん側は「当方の認識とはまったく異なります」としており、双方の主張には隔たりが見られます。
具体的な財産分与の内容は公表されていませんが、たけしさんが渋谷の約10億円相当の土地や、世田谷・港区の3億円以上の土地、複数のマンションなどを所有しているとの情報もあり、極めて高額な資産が関係していたことは確かなようです。
現在も多方面で活躍!ビートたけしの年齢と経歴
ビートたけしさんは1947年1月18日生まれで、2025年現在で78歳となります。
70代後半を迎えてもなお、お笑いタレント、映画監督、俳優、作家など、多方面で第一線の活躍を続けています。その輝かしい経歴は、日本のエンターテインメント史そのものと言っても過言ではありません。
【ビートたけし(北野武)さんの主な経歴】
- 1972年:浅草フランス座で芸人見習いを始め、深見千三郎さんに師事。
- 1973年:ビートきよしさんと漫才コンビ「ツービート」を結成。
- 1980年代:漫才ブームの中心的存在として一世を風靡。「オレたちひょうきん族」などで人気を不動のものにしました。
- 1989年:映画『その男、凶暴につき』で監督デビュー。
- 1997年:監督作『HANA-BI』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞。国際的な映画監督「Takeshi Kitano」としての地位を確立しました。
- 2000年代以降:数々の映画作品を手がける一方、「情報7daysニュースキャスター」のメインキャスターを務めるなど、活躍の幅を広げました。
近年もその創作意欲は衰えることなく、2023年には監督・脚本・主演を務めた映画「首」を公開し、カンヌ国際映画祭にも出品されました。また、2025年2月には新作映画「Broken Rage」がAmazon Prime Videoで公開されるなど、精力的な活動が続いています。
これまでの功績により、フランスの芸術文化勲章コマンドールやレジオン・ドヌール勲章、日本の旭日小綬章など、国内外から数多くの栄誉ある賞を授与されています。
高級外車がずらり|ビートたけしの華麗なる愛車遍歴
ビートたけしさんは、芸能界きっての車好きとしても非常に有名です。
その愛車遍歴には、世界中の誰もが憧れるような超高級車が名を連ねています。単に所有するだけでなく、親友の所ジョージさんと共にユニークなカスタムを施すなど、車への深い愛情と遊び心がうかがえます。
これまでに所有してきたとされる主な車種は以下の通りです。
- ポルシェ
初めて購入した車はトヨタ・カローラでしたが、その後ポルシェに魅了されます。911カレラや911ターボに乗り継ぎ、特に希少な「959」は後にマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が所有することになったという逸話も残っています。959への強い思いから、911ターボをベースに959風のカスタムを施した「979K」を製作したこともありました。 - フェラーリ
黄色の「458イタリア」には自ら「成金号」と名付け、黒の「612 スカリエッティ」ではエンブレムの跳ね馬を自身のギャグであるコマネチポーズに変えてしまうなど、たけしさんらしいユーモアが光ります。このほか、「599」や「F12 ベルリネッタ」なども所有していたと言われています。これらの多くは、離婚時の財産分与で手放されたと一部で報じられました。 - ブガッティ・ヴェイロン
新車価格が1億円を優に超える世界最高峰のハイパーカーも所有していました。この車で街を走ると、多くの通行人から写真を撮られるほど注目を集めたそうです。 - ランボルギーニ・ガヤルド
鮮やかな青色(キタノブルー)に全塗装し、たけしさんの美学を体現した一台として知られています。 - ロールスロイス・ファントム
普段の移動で使われることも多いショーファードリブンカーです。2024年6月には、俳優の寺島進さんがX(旧Twitter)で、たけしさんがこの車で祖師ヶ谷商店街に現れたことを投稿し、そのギャップが大きな話題となりました。
これらの華やかな愛車遍歴は、ビートたけしという人物のスケールの大きさと、既成概念にとらわれない生き方を象徴していると言えるでしょう。
ビートたけしの年収を徹底比較!全盛期や大物芸人との違いは?
- ビートたけしの全盛期|漫才ブーム時代の年収を振り返る
- BIG3比較①|明石家さんまの年収は?
- BIG3比較②|タモリの年収と資産について
- ザ・ぼんちが語る漫才ブーム時代の収入格差
- 下積み時代のエピソード|幻の相方「カーキー」との絆
- 財産分与後の資産は?「家だけ」発言の真相
ビートたけしの全盛期|漫才ブーム時代の年収を振り返る
ビートたけしさんのキャリアにおける全盛期といえば、1980年代に社会現象を巻き起こした漫才ブーム時代です。
当時、漫才コンビ「ツービート」として時代の寵児となったたけしさんの収入は、他の人気芸人とは比較にならないほど莫大な金額だったと語られています。
その収入のすさまじさは、同時代に活躍した芸人たちの証言からも垣間見ることができます。
同じく漫才ブームで一世を風靡したコンビ「ザ・ぼんち」は、当時の収入格差について驚きのエピソードを明かしました。ぼんちおさむさんによると、楽屋のトイレでたけしさんとB&Bの島田洋七さんが年収の話をしており、「3億(円)、5億(円)」といった金額が聞こえてきたそうです。これに対し、おさむさん自身の収入は「10分の1もなかった」と言い、「おしっこ止まりました」とその時の衝撃を語っています。相方の里見まさとさんも「『0』が違った。間違いなく!」と断言しており、ブームの中でもトップを走る芸人の収入がいかに突出していたかがわかります。
たけしさんご自身も、2018年12月28日に放送されたフジテレビの番組「ビートたけしのオワラボ」で、過去の最高収入について触れています。
CM出演や自著が200万部を超えるベストセラーとなった年には、「年間で、事務所に入った金は27億円」「(最高)月収は7億円ぐらい」だったと明かし、共演者を驚かせました。もちろん、これには税金が大きく関わってきますが、売上の規模がいかに大きかったかを示すエピソードです。
漫才ブームは、テレビ出演のギャラだけでなく、営業、レコード、書籍の印税など、収入源が多様化した時代でもありました。ザ・ぼんちの最高月収が860万円(当時の物価で現在の約1200万円に相当)だったという記録からも、ブーム全体の経済効果の大きさがうかがえますが、その中でもツービートはまさに別格の存在だったと言えるでしょう。
BIG3比較①|明石家さんまの年収は?
ビートたけしさんと並び、「お笑いBIG3」として長年トップに君臨する明石家さんまさんの年収も、常に注目を集めています。
いくつかのメディアでは、さんまさんの推定年収は11億円から15億円以上と報じられており、ビートたけしさんと甲乙つけがたい高収入を得ていることがうかがえます。
さんまさんの収入の大きな特徴は、映画監督や作家活動ではなく、主にお笑いタレントとしてのテレビ出演によって支えられている点です。
数多くのレギュラー番組を持ち、その一つひとつが高いギャラとなっていることが、高額な年収に繋がっていると考えられます。
例えば、あるウェブサイトが2021年に発表した芸人の年収ランキングでは、1位のビートたけしさんに次いで、明石家さんまさんが2位にランクインしていました。
また、2022年10月には、お笑いコンビ「鬼越トマホーク」が自身のYouTubeチャンネルで芸人の推定年収ランキング(2020年頃のデータが基)を発表し、さんまさんを「推定年収11.5億円」で2位として紹介しています。
一方で、さんまさんご本人はお金の話になると謙遜されることも少なくありません。
2025年1月11日放送の「さんまのお笑い向上委員会」では、芸歴50年のさんまさんの生涯年収と、メジャーリーガー・大谷翔平選手の数年間の収入を比較する話題が出ました。共演者の陣内智則さんから「さすがにさんまさんのほうが勝ってますよね?」と問われたさんまさんは、「いやいや、絶対負けてる」「簡単に負けてる」と即答したそうです。この発言はスタジオを驚かせましたが、世界のトップアスリートとの比較の中に名前が挙がること自体が、さんまさんの収入のスケールの大きさを物語っているとも言えるでしょう。
BIG3比較②|タモリの年収と資産について
「お笑いBIG3」の最後の一角を担うタモリさんもまた、ビートたけしさん、明石家さんまさんと並び立つほどの収入と資産を築いていると言われています。
特に、32年間にわたって司会を務めた国民的番組「笑っていいとも!」による収入は莫大で、堅実な資産運用でも知られています。
2014年4月の週刊ポストの記事によると、タモリさんがこれまでにテレビで稼いだ金額は総額150億円にのぼるとも言われています。
「笑っていいとも!」のギャラは、一時期300万円まで高騰し、リーマン・ショック後も180万円ほどだったとされています。毎日放送される帯番組であったことを考えると、この番組だけでも年収3億円は下らなかった計算になります。
タモリさんの特徴は、その収入を堅実に資産へと変えている点です。
以下のような資産を保有していると報じられています。
【タモリさんの主な資産(報道による情報)】
- 自宅:東京都目黒区にある豪邸。地下に防音のオーディオルームを備え、推定3億5000万円とされています。
- 不動産経営:故郷の福岡県で駐車場を経営しているとの情報があります。
- 静岡県の資産:特に資産が多いとされるのが静岡県です。総額7000万円のクルーザーやヨットを沼津港に停泊させており、その維持費だけでも年間400万円以上かかると言われます。また、伊豆には数千万円の別荘を所有し、過去には県内でお好み焼きともんじゃの店を3店舗経営していたこともあったようです。
タモリさんの奥様が社長を務める個人事務所は、一時期、年間15億円もの売上があったという話もあります。
テレビ局関係者からは「多くの不動産を抱えていた島田紳助さんでさえ資産は40億円といわれたが、タモさんはそれ以上でしょうね」との声も上がっており、その資産規模の大きさがうかがえます。
ザ・ぼんちが語る漫才ブーム時代の収入格差
1980年代の漫才ブームでは、多くの人気コンビが生まれましたが、その中でもトップを走る芸人と他の芸人との間には、驚くほどの収入格差が存在していたようです。
その実情をリアルに語っているのが、同じくブームを牽引した漫才コンビ「ザ・ぼんち」のお二人です。
ザ・ぼんちのぼんちおさむさんは、フジテレビ系「ネタパレ」(2025年7月19日放送)に出演した際、当時の衝撃的なエピソードを明かしました。
楽屋のトイレでビートたけしさん、B&Bの島田洋七さんと一緒になった時、二人が年収の話をしていたそうです。そこで聞こえてきたのは「3億(円)、5億(円)」という、当時としてはまさに天文学的な金額でした。
一方、ザ・ぼんちも最高月収が860万円(現在の価値で約1200万円)に達するなど、十分な成功を収めていましたが、おさむさんは「オレは10分の1もなかった」と告白。「おしっこ止まりました」という言葉で、当時のあまりの格差に対する衝撃を表現しました。相方の里見まさとさんも「『0』が違った。間違いなく!」とその差が歴然であったことを認めています。
当時のザ・ぼんちは、「地球は自分のために回ってるんちゃうかな」と思うほどの人気絶頂期にあり、発表したシングル「恋のぼんちシート」は80万枚の大ヒットを記録しました。それでもなお、ツービートやB&Bといったブームの筆頭を走るコンビの収入は、まさに別格の存在だったことがうかがえるエピソードです。
下積み時代のエピソード|幻の相方「カーキー」との絆
現在では「ツービート」のビートたけしとして広く知られていますが、そのコンビを結成する前の下積み時代に、固い絆で結ばれた「幻の相方」がいたことは、あまり知られていません。
その人物は、カーキーこと和樹(かずき)さんです。
1972年、たけしさんが芸人見習いとして浅草フランス座にいた頃、コメディアンを目指すカーキーさんと出会い、二人は意気投合。「リズムフレンド」というコンビを組み、一緒にお酒を飲みながら夢を語り合い、お揃いの背広を作るほどの親友でした。
しかし、二人の道は悲しい形で分かたれることになります。
当時たけしさんは、漫才の最高峰であった「やすしきよし」を超えることを目指していました。その高い志に対し、真面目な性格だったカーキーさんは、アドリブが苦手な自分と、たけしさんとの圧倒的な実力差に深く悩むようになります。その苦悩は次第に心を蝕み、コンビは解散に至りました。
その後、たけしさんはビートきよしさんと「ツービート」を結成し、瞬く間にスターダムを駆け上がります。その活躍をテレビで見たカーキーさんはさらに深く傷つき、自宅の2階から飛び降りるという事件を起こしてしまいました。幸い一命はとりとめましたが、芸人の道を完全に諦めてしまいます。
たけしさんは後に、2019年3月4日に放送された日本テレビ系「成功の遺伝史6」でこの出来事に触れ、「俺、悪いことしたなぁ」「(相方が実力の差で)煮詰まっちゃってねぇ…」と、当時の相方への申し訳なさを語っています。たけしさんが作詞作曲した名曲「浅草キッド」の歌詞に出てくる「お前」とは、このカーキーさんのことであると言われており、二人の間には深く、そして切ない絆があったことがうかがえます。
財産分与後の資産は?「家だけ」発言の真相
2019年の離婚に際し、ビートたけしさんの財産分与は大きな関心事となりました。その中で、たけしさんご自身が「(残った財産は)家だけ」と発言したことが話題になりましたが、この発言の受け取り方には注意が必要です。
この発言は、2019年6月15日に放送されたTBS系「新・情報7DAYS ニュースキャスター」の中で、たけしさんが「お金を取られたー」という冗談めかした口調で語ったものです。
しかし、この放送の直後である同月18日、前妻・幹子さんの代理人弁護士から報道各社に対して、この発言内容を否定する書面が送付されました。
その書面では、たけしさんの「家だけ」という発言について「当方の認識とはまったく異なります」と明確に反論されています。
さらに、「武氏のジョーク、誇張表現を真に受けたような一方的な報道はお控えいただけますようお願い申し上げます」と釘を刺しており、この発言が必ずしも事実を正確に反映したものではなく、たけしさん流のユーモアや照れ隠しを含んだ表現である可能性を示唆しています。
離婚時には「200億円を超える資産のほぼすべてが分与された」といった報道も一部でありましたが、これについても幹子さん側は「上記のような規模の財産が現存するという事実はありませんし、(ほぼ)すべてが分与されたという事実もございません」と否定しています。
離婚後の資産の具体的な内訳は公表されていませんが、当事者双方の認識には隔たりがあるというのが現状であり、「家だけ」という言葉を額面通りに受け取ることは難しいようです。
ビートたけしの年収と輝かしいキャリアの総括
- 2025年時点におけるビートたけしさんの推定年収は15.8億円とされています。
- ご本人は過去に「年間で10億円近い税金を納めている」と発言したことがあります。
- 現在の主な収入源は、テレビ出演、映画製作、CM契約、執筆活動など多岐にわたります。
- 漫才ブームの全盛期には、事務所に年間27億円の売上があったと語られています。
- 「年収200億円」との話は、単年ではなくブーム期全体の功績を指す表現の可能性が高いです。
- 推定される総資産は80億円以上で、不動産投資家としての一面も持っています。
- 2019年の離婚時、200億円以上の財産分与があったとの報道は前妻側が公式に否定しました。
- 「財産は家だけ残った」という発言も、前妻側はジョークであるとしています。
- 1947年1月18日生まれで、70代後半となった現在も芸能界の第一線で活躍中です。
- 1980年代に「ツービート」として漫才ブームを牽引し、国民的な人気を獲得しました。
- 映画監督「北野武」としては、『HANA-BI』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞しています。
- 下積み時代には、「ツービート」結成前に「カーキー」という幻の相方とコンビを組んでいました。
- 愛車遍歴は華麗で、ブガッティやフェラーリなど世界有数の超高級車を所有してきました。
- お笑いBIG3の明石家さんまさんも推定年収11億円以上とされ、たけしさんと比較されます。
- タモリさんは生涯収入150億円超との報道もあり、堅実な資産形成で知られています。
- ザ・ぼんちは、漫才ブーム時代のたけしさんとの圧倒的な収入格差に衝撃を受けたと語っています。
- 高収入とは裏腹に、普段は質素な生活を心がけていることでも知られています。
KAZ
1970年代生まれ/大阪在住
テレビドラマやネットニュースを見ていると、「この人、最近よく見るけど、どんな人なんだろう?」と気になることがよくあります。
しかし、いざ調べようとすると情報が古かったり、色々なサイトに散らばっていたりして、意外と時間がかかるもの。
このブログでは、そんなあなたの「ちょっと知りたい」に応えるため、公式サイトや信頼できるメディアの情報を元に、今話題の人物のプロフィールを分かりやすく整理しています。
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